実務で役立つDRA-CADのショートカット一覧

目次
1. はじめに:ショートカットでDRA-CADの作業効率を倍増させる方法
DRA-CADは日本の建築設計現場で広く使われているCADソフトですが、作業スピードが成果に直結する実務においては、ショートカットキーの活用が大きな差を生みます。毎回ツールバーをクリックするよりも、キー一発で操作できることで、時間短縮・集中力の維持・操作ミスの低減など、多くのメリットがあります。
本記事では、実務で頻繁に使われるDRA-CADのショートカットを体系的にまとめ、即戦力となる使い方をご紹介します。
2. 基本操作に役立つショートカットキー
- Ctrl + N: 新規図面作成
- Ctrl + S: 保存
- Ctrl + P: 印刷
- Ctrl + Z: 元に戻す(Undo)
- Ctrl + Y: やり直し(Redo)
- Ctrl + Tab: 開いている図面間の切り替え
3. 作図系ショートカット:素早く線を引く・形を作る
- L: 線分(Line)
- C: 円(Circle)
- R: 矩形(Rectangle)
- P: ポリライン(Polyline)
- M: 移動(Move)
- CO: 複写(Copy)
- D: 削除(Delete)
4. レイヤー操作を効率化するショートカット
- Ctrl + L: レイヤー管理ウィンドウを開く
- Shift + L: レイヤー切り替え
- Alt + L: レイヤーの表示/非表示切り替え
5. 表示系ショートカット:画面操作の時短テクニック
- Z: ズーム
- Ctrl + マウスホイール: 拡大・縮小
- H: パン(Hand tool)
- A: 全体表示(All)
6. 寸法・文字入力・注釈関連のショートカット
- DLI: 線寸法(Dim Linear)
- DRA: 半径寸法(Dim Radius)
- DT: 文字入力(Text)
- ED: 属性編集(Edit)
7. カスタムショートカットの設定方法とおすすめ設定例
DRA-CADでは、ユーザーが独自にショートカットを設定できます。設定は「ツール」→「オプション」→「キー設定」から変更可能です。
おすすめカスタム例:
- F1キーに「線分」
- F2キーに「複写」
- F3キーに「寸法記入」
8. 印刷・レイアウト作業を効率化するショートカット
- Ctrl + E: 印刷範囲設定
- Ctrl + Shift + P: レイアウトモード切り替え
- Ctrl + R: スケール変更ウィンドウ呼び出し
9. まとめ:ショートカットを覚えるためのコツと習得のステップ
- 使用頻度の高い操作から覚える
- デスクに一覧表を貼る
- 作業ログを取り、繰り返し使う
最初は手元を見ながらでも問題ありません。毎日少しずつ使うことで、自然と身につきます。
10. 【おまけ】DRA-CADショートカット一覧を活用しよう
この記事で紹介したショートカットを実務で活用することで、作業スピードが飛躍的に向上します。ぜひ業務の中で取り入れて、効率化を実感してください。
ショートカットは「覚えるもの」ではなく、「使って身につけるもの」。日々の業務で自然と活用できるように、ぜひこの一覧を役立ててください!