掃除しやすい家づくり!間取り検討の際に気を付けるべきポイントは?

間取り検討の際に、みなさんはどんなことを重要視していますか?快適な生活を送るには、掃除のしやすさも重要となります。せっかくの新築を建てるのであれば、長くきれいに使える家にしたいですよね。

そこで今回は、掃除のしやすい家づくりをするためのポイントをお伝えします。

1.汚れやすい場所とは?

汚れが溜まりやすい場所を覚えておくことで、間取りや内装を検討する際に、掃除のしやすいように工夫をすることができます。そこで、場所ごとに汚れの溜まりやすい場所をご紹介します。

リビングダイニング

人が長い時間生活するリビングダイニングは、人の衣類から発生するほこりや、髪の毛が溜まりやすい空間といえます。ほこりは、お部屋の隅に溜まりやすいので、できるだけお部屋の角を少なくすることをおすすめします。また、カウンターや飾り棚もほこりが溜まりやすい場所といえますので、むやみに多く設置したり、手の届かない高い位置に設置したりすることは避けましょう。

キッチン

シンクやコンロの周りは水はねや油はねがあるため、できるだけフラットで、凹凸がない仕様のほうが掃除しやすいでしょう。コンロの周りの壁にも油はねすることが想定されますので、拭き掃除しやすい素材を使用することをおすすめします。また、床にも水や油がはねますので、床にも拭き掃除しやすい素材を選びましょう。

お風呂、洗面脱衣室、トイレ

水回りの設備は、水栓のまわりにカビが発生したり、排水溝にぬめりがついたりします。設備の仕様はメーカーによって様々ですが、継ぎ目や凹凸がなるべく少ないもののほうがきれいに保ちやすいでしょう。洗面脱衣室に関しては、床に髪の毛がたくさん落ちやすいので、なるべくフラットで掃除機をかけられる床材を採用することをおすすめします。

2.間取りに取り入れたい工夫

コンセントの位置

お部屋のコンセントは、掃除機をかけることを想定しながら位置を決めると良いでしょう。家具を置くとコンセントが隠れてしまう可能性もありますので、最低でもお部屋の4隅にコンセントを取り付けることをおすすめします。

掃除用具の収納場所

各お部屋の掃除用具をどこに収納するのか事前に考えておくと、おうちをきれいに保ちやすくなります。その際、掃除用具を家の1か所にまとめるより、各お部屋に適した掃除用具を、そのお部屋ごとに収納できるようにすると、手軽に掃除がしやすくなります。

掃除機の位置

最近では、お掃除ロボットや充電式掃除機の人気が高まっています。充電が必要な機器を収納する場所にはコンセントが必要となるため、事前に収納する場所を決めて、コンセントを設置しましょう。また、お掃除ロボットはスタンバイする場所が必要となりますので、生活導線を邪魔しない場所にスタンバイできるように事前に場所を確保できるようにしましょう。

まとめ

新築を検討する際には、間取りや内装などを重点的に考えることが多いかと思いますが、お掃除という視点から家づくりを考えてみると、長くきれいに保てる住空間にできるのではないでしょうか。