これからの間取りはどう変わる?コロナ禍に求められる間取りとは

]ウィズコロナの時代になって1年以上が経過しました。
これまでの生活スタイルとは全く異なる日々を送ることになり、おうち時間が増加した方が多いのではないでしょうか。
家で過ごす時間が増えた分、家に求められる機能も変わりつつあります。
そこで今日は、コロナ禍の時代に求められる間取りについてお話します。

1.宅配ボックス

おうち時間が増えたことにより、宅配によるサービスの需要が増えています。
荷物を受け取る際に、玄関先で配達員の人と接することになりますが、他人との接触に抵抗がある人も少なくないため、宅配ボックスの需要が増えています。
宅配ボックスは、届けてもらった荷物をボックスに入れておいてもらい、後程自分で回収する形で荷物を受け取ることができます。不在時にも荷物を入れておいてもらえるため、スムーズな荷物の受け取りが可能となります。

2.玄関に洗面台

外の菌を室内に持ち込まないようにするための工夫も求められており、玄関に洗面台を設置したいという要望が増えています。玄関に洗面があることで、帰宅後すぐに手洗いうがいができるようになります。また、おうち時間の増加で、ガーデニングやアウトドアを楽しむ人が増えていますが、お庭で汚れた手や道具をすぐに洗うこともできるという点も、玄関洗面の魅力と言えます。

3.玄関横にファミリークローク

外出時に身に着けていた服を室内に持ち込みたくないという声も良く聞くようになりました。玄関横にファミリークロークを設けると、帰宅時にアウターを脱いで収納することができるため、汚れた服を室内に持ち込まずに済むようになります。また、ガーデニングなどの屋外で使う道具も置いておけるため、室内を汚さずに過ごすことができます。

4.玄関からお風呂へ直行

玄関とシューズクローク、そしてお風呂を隣接させた間取りは、帰宅してすぐに服を脱いでお風呂に向かうことができるため、汚れた体のまま室内に入りたくないという方におすすめです。また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、汚れて帰ってきたお子様をすぐにお風呂に入れることができるため、子育て世代にも需要がある間取りといえます。

5.在宅ワークに備えたスペース

緊急事態宣言が発令され、在宅ワークを経験している人も多いのではないでしょうか。
家で仕事をする環境が整っていないため、思うように仕事が進まず、ストレスが溜まるという話をよく耳にします。家族の生活スペースと区切ったスペースをつくることで、在宅での仕事でも快適に取り組むことができるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?
これからの時代には、外からの菌を室内に持ち込まず、清潔に過ごせるような工夫が求められています。
また、アフターコロナでは働き方が大きく変わり、在宅ワークがどんどん主流となることが予想されますので、自宅で仕事ができる環境を整えておくことも必要になってきます。
コロナ禍を快適に過ごせるよう、間取りにも工夫を取り入れることをおすすめします。