おしゃれな家は照明にこだわる!間接照明でつくる理想の住まい

家づくりをしている人からよく聞く言葉です。
「おしゃれな家にしたいけれど、どうしたら良いのかわからない」
「なんとなく人と違う家にしたいけれど、具体的にやりたいことが思い浮かばない」
そんな時におすすめしたいのが間接照明です。

おしゃれな家と聞くと、壁紙などの内装で工夫をしようとする人も多いと思います。
しかし、照明計画を少し変えるだけで、お部屋の雰囲気はガラッと変わります。
今回は間接照明を取り入れたおしゃれな家づくりのポイントをお伝えします。

そもそも間接照明とは?

照明と聞くとシーリングライトを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
シーリングライトは天井に直付けする照明のことで、光源が直接部屋を照らすため、直接照明と呼ばれます。

間接照明は、壁や天井に光を照射し、その反射した間接的な光で部屋を照らします。
直接照明に比べて、間接照明のほうがぼんやりとした光になるのが特徴です。

間接照明を取り入れるメリット

1. リラックス効果が期待できる

間接照明は、光源を人の目から見えないように設置するため、まぶしさを感じることがなく、落ち着いた雰囲気のお部屋をつくることができます。
リラックスできる空間には、光の色も重要になりますが、おすすめはオレンジ色の光です。

オレンジ色の光は、メラトニンという睡眠を促すホルモンの分泌を促進させるといわれています。
日中は、スマホやパソコンの青白い光を浴びていることが多く、多くの人がメラトニンの分泌が抑制されている状態にあります。

オレンジ色の間接光を住宅に取り入れることで、体が休息に適した状態に変化しやすくなり、よりリラックス効果の高い時間を過ごすことができるのです。

2.非日常的な空間を作ることができる

私たちが一番身近に感じる光とはなんでしょうか。
それは太陽の光です。

私たちは太陽の光、つまり上から下に向かって伸びる光に慣れています。
住宅でも、一昔前までは間接照明を取り入れることは少なく、頭上から下に向かって伸びる光が一般的でした。

ところが、間接照明は天井を照らす横向きの光、壁をそって下から上に伸びる光など、日常ではありえない光の向きをしています。
日常には存在しない光の向きを取り入れることで、普通とは違う=非日常的な空間を作り出すことができます。

また、間接照明は空間に光と影を生み出すため、明るさが抑えられた高級感のある空間が演出できます。
ホテルやレストランなど、高級感がある施設ではおなじみですね。
間接照明をうまく使うことによって、高級感あふれる非日常的な空間を作ることができるのではないでしょうか。

3.デザイン性の高い住宅に見せることができる

間接照明は、壁や天井に光を照射することは前述のとおりですが、壁面に光を這わせるため、タイルなどの凹凸に陰影を強め、際立たせてくれる効果があります。
壁面にタイルや木材を施工した箇所に、さらに照明というアクセントを加えることで、それらがさらに強調されるのです。

家のアクセントとして見せたい部分を上手に照らしてあげることで、その家のデザイン性を強調して表すことができます。

人と違う家づくりをしたいと考えている方には、間接照明と内装材をうまく取り入れたインテリアコーディネートをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?
本日は、間接照明を取り入れることの魅力についてお話しました。
間接照明をうまく取り入れて、おしゃれな家づくりを目指しましょう。