市街化調整区域とは?特徴と住宅を建築できるのかを解説!

のどかな田園地帯で、ゆったりとした一軒家暮らしを夢見る人も多いでしょう。
けれど、都市計画法で定められた市街化調整区域という土地では、住宅の建築に申請が必要な場合も。
今回は、市街化調整区域とは何か、その特徴と住宅は建てられるのかどうかを解説していきます。

市街化調整区域とは

土地には、市街化区域と市街化調整区域の二種類があり、各地方自治体の都市計画によって定められています。2つの特徴を簡単にまとめると以下です。

市街化区域……すでに市街化を形成している区域及び10年以内に優先的に市街化を図るべき地域
市街化調整区域……市街化を抑制すべき区域

市街化とは、ビルや建物などの商業施設、住宅、工場などが立ち並ぶエリアと捉えて良いでしょう。
一方で市街化調整区域は、市街化が進まないように抑えられ、農地や森林を守ることを優先的に考えられているエリアです。
田舎暮らしといえば、田園地帯の中ほどに建てられた一軒家をイメージする方も多いでしょう。そういった土地は、市街化調整区域に当てはまりやすいことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

市街化調整区域の特徴は?

市街化調整区域の土地は、土地代が安い傾向にあります。
また、近所が都市化していくことはないので静かに暮らせる場合が多いでしょう。
一方で、下水道、ガス、電気などのインフラが整っていない土地も多いので注意が必要です。土地代が安くても、インフラ整備にお金がかかることは想定しておきましょう。
また、駅や学校、病院、スーパーなど生活する上で必要になる施設まで、距離があるケースもあります。
バスや道路などの交通網も、購入前に確認しておくことをおすすめします。

市街化調整区域でも条件を満たせば建築できる

市街化調整区域でも、地方自治体に申請して許可を得れば、住宅を建てられます。
開発許可を受ける、または自治体ごとに定められた、建築許可を受けた場合です。
これは都市計画法43条に定められています。
もし、気になった土地が市街化調整区域であった場合、開発や建築の申請には専門的な知識が必要となるため、不動産屋や建築会社に相談すると良いでしょう。

まとめ

市街化調整区域とは、市街化を抑制すべきと、都市計画法で定められた土地です。

【市街化調整区域のメリット】

  • 土地の価格が安い
  • 静かで落ち着いた住環境になる

【市街化調整区域のデメリット】

  • インフラ整備にお金がかかる場合もある
  • 駅や学校、スーパーなどが遠くなりがち
  • 交通が不便な可能性がある

市街化調整区域でも、条件を満たせば住宅を建てられます。許可申請には専門知識が必要であるため、プロの不動産屋や建築会社に相談するのが良いでしょう。