理想のソファを置きたい!家具に合わせたおうちづくりのすすめ

新築を建てる際には、まず間取りを決め、後からその間取りに合わせた家具を選ぶ人が多いように感じます。しかし、実際に家具を選ぶ段階になって、希望サイズのソファが入らない、または、選んだソファが導線を邪魔してしまうということが発覚したら悲しいですよね。そこで今日は、ソファのサイズや、ソファを置く際に必要なスペースについてお話します。

ソファの種類はどんなものがあるの?

【ストレートタイプ】

横に真っすぐなソファで、1人掛け、2人掛け、3人掛けとそれぞれサイズが異なります。
おおよその目安ですが、ソファのサイズは以下の通りになります。
1人掛け:幅600mm~900mm
2人掛け:幅1200mm~1600mm
3人掛け:幅1800mm~2200mm
奥行きは、それぞれ750~950mm程度となります。

【オットマン】

オットマンは背もたれのない小さなソファのことです。スツールとも呼ばれ、メインの大きなソファの前において足置きとして使ったり、腰かけたりするものです。小型で移動もしやすいため、シーンに合わせて様々な使い方をすることができます。

【カウチ】

寝椅子としても使えるソファのことで、L字型になっているソファのことを指します。足が伸ばせる程度に座面が前に長くなっていて、背の部分には背もたれがあり、横にはひじ掛けがあります。足を伸ばして座ったり、横になってくつろいだりしたい方にお勧めです。幅は2300mm~2800mm程度が一般的で、ストレートタイプより横幅が大きくなります。

【コーナー】

カウチソファと同じくL字になっているソファです。お部屋の角に置けるようにデザインされたもので、カウチソファよりも大きなサイズになります。コーナーソファはスペースがたくさん必要となるので、コーナーソファを検討されている方は、広めのリビングを計画しましょう。

ソファを置く際に必要なスペース

ソファの周りには、人が活動するのに必要なスペースを確保する必要があります。
場所ごとの必要寸法は以下の通りです。

【人が通るために必要なスペース:500mm~600mm】
ソファと壁の間といった、人が通り歩きする場所には、人が前を向いて通り歩きできる500mm~600mm程度のスペースを確保しましょう。物をもって移動する場合には、800mm程度確保できると、余裕のある移動が可能です。

【テレビボードとリビングテーブルの間:600mm~800mm】
テレビボードのデザインによっては扉がついているものもあります。しゃがんで物の出し入れをすることを考えると、800mm程度空いていると余裕があるでしょう。

【ソファとテレビの距離:テレビの高さの3倍程度】
ソファとテレビの距離は、テレビの大きさによって変わります。一般的に、テレビの高さの3倍の距離を確保すると良いとされていますが、大きなテレビは少し近いと感じる可能性もあります。お部屋に余裕がある場合には、もう少し距離をとっても良いかもしれません。

まとめ

ソファの種類と必要スペースについてお話ししました。せっかくの新築には、お気に入りの家具を置きたいかと思います。ぜひソファのサイズ感を間取りに反映させて、自分好みのおうちづくりをしてみてください。